寺社仏閣で御朱印とか集めてるゲーマー女子のブログ

関西中心に参拝した寺社仏閣の話をゲーマー女子(?)がテキトーにゆるーくお届け!ほぼ写真w

とあるホラー小説を読んで生活が一変してしまった話 ※微ホラー注意

今週のお題「変わった」

 

 

私たちの生活はあの日から一変してしまった。


日付が変わった、ある日の丑三つ時。

たまたま某SNSで、とあるWebホラー小説が目に止まった。


近畿地方が舞台との事で、つい気になってしまい、

一項目が短めな事という事もあり、更新されていた記事を全て読んでしまった。


きっと、これは、そのうち映画化されるんだろうな。


そう思いながらふと現実に戻ると、

なんだか自分がホラー映画の主人公になったような、

恐怖が訪れる直前の日常にいるかのような不思議な感覚に襲われた。


ホラーは得意な方だが、さすがに怖い。


ただ、それよりも、この小説に出てくる「舞台」が何処なのかが気になった。

理由があって伏せられているようだが、近畿地方在住の身としては気になる。

 

もう寝なければいけない時間だが、つい調べてしまった。

 

…………

 

しかし、私の検索能力ではそこが何処なのか、残念ながらが特定できない。


さすがに明日の仕事に影響がでそうだと、途中で断念してトイレに向かった。

廊下が普段より暗く感じる…電気をめいいっぱい付けて廊下を進み、用を足し、

部屋に戻ると、まっすぐに布団へ潜り込んだ。


場所は気になるが、明日同居している父に聞けば良い。

なにせ彼は、昔仕事で近畿地方をあちこち飛び回っていて、

地理に詳しいのだから…


そう思いながら目を閉じると、朝になっていた。


朝ごはんを食べにリビングへ行くと、

いつも朝は私より早く起きてコーヒーを飲みながらテレビを見ている

父の姿がなかった。

 

珍しい事もあるものだな。

仕方がない、お昼ご飯を食べる時にでも聞くか。

私は自分の部屋へ戻り、仕事を始めた。


昼の時間になる少し前、救急車のサイレンが鳴り響いた。

そのサイレンは家の前で止まり………


後で母から聞いた話だが、父は朝から熱が出て、

呂律が回らなくなっていたようだった。


病院に連れて行こうとしたが、自力で立ち上がる事が出来ず、

動く事すらままならなくなった為、やむを得ず救急車を呼んだとの事。

 


病名:脳梗塞

 

 


以降、父は全く話す事ができず、半身不随のままずっと入院する事となる。


コロナ渦で見舞いが制限されている中、私たちにできる事は

入院中に必要なものの運搬と、諸々の手続き、あとは神に祈る事くらい…


私は見舞いに行ったその日から、

病気平癒の神社やお寺を片っ端から回る事にした。

神同士で争いが起きる?競い合って治してもらえばいいじゃないか!

 


という訳で、今週末辺りからは、

病気平癒の為にめぐった神社・お寺の話を時々経過を交えながらしていこうと思う。

いつか父が元気に退院して帰ってくると信じて…

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば父が元気だった時、よく見る夢の話をしていた。


それは、山の中を車で走っていると、山頂付近に鳥居が見えてくる夢だという。

更に車を走らせると、目的地に辿り着く事なく、また同じ鳥居が見えてくる。

何度も何度も何度も…


その鳥居というのはもしかすると

小説に出てきた廃神社の事なのかも知れない。

 

 

※若干ホラーっぽく脚色してお届けしています。

 

 

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